ロットの先端にトリコーンビット、メタルクラウン、ウイングビットなどを取り付け、ロットで押付力と、回転力を加え1分間に30~80回程度の回転力を与え、加重と回転力スピードで時間短縮を計る事ができ、次の2つの方法がある。
1.エアー掘削
ダウンザホールハンマーと同様で穿孔したクリコはエアーの風力により地表に排出しながら穿孔する方法であるが、地表面に近い部分が軟弱な地盤の場合は、口元管等の部材が必要になる。しかし、泥水等の問題がないため、足下の汚れ等は水堀に比べ非常に良好である。
2.水掘削
この場合はエアーの代わりに水をグラウトポンプで送りながら穿孔し、崩壊する地盤においてはベントナイト、セメント等を使い壁面を作りながら穿孔する。また穿孔によるクリコは水にてスライム処理し、また地表面に排出する。主に井戸、温泉などの掘削に用いられている。